取材で、やらかした話

たまには、情けない話も書いておく。

先日の取材で、現地に着いてから、
カメラのSDカードを一枚も持ってきていないことに気づいた。

宿でも、移動中でもなく、まさに「さあ撮るぞ」という、
その瞬間に気づいたのだから、たちが悪い。
頭が真っ白になった。

幸い、車で三十分ほどのところに家電量販店があって、事なきを得たが、
往復一時間のロスは、その日の予定をぐずぐずに崩した。
夕方の、いちばんいい光の時間に、ぜんぜん別の場所にいた。

こういうとき、フリーランスは、誰も叱ってくれない。
叱ってくれる上司がいないというのは、気楽なようでいて、
全部、自分のせいになるということだ。
誰のせいにもできない。

帰りの車で、ひとり、声に出して反省した。
反省したところで、撮り逃した光は、戻ってこないのだけれど。

次からは、予備のカードを、複数の鞄に分けて入れておく。
そう、毎回、心に誓う。
そして、たぶん、また同じようなことをやる。

人は、そう簡単には、変わらない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました