2026-07

廃村

「希望」という名の駅が、いくつも消えた

廃線跡を歩くのが好きだ、という話は、前にも書いた。廃線には、廃駅がある。列車が来なくなり、人が降りなくなった、駅の跡。そういう場所の「駅名」を集めていると、あることに気づく。北海道や、東北の開拓地に、妙に前向きな駅名が、多いのだ。「希望(き...
雑記

夏の、何でもない一日

締切と締切の谷間に、ぽっかりと、何もない一日ができた。こういう日は、たいてい、持て余す。出かける気力もなく、かといって家事をする気にもなれず、結局、冷たい麦茶を飲みながら、古い地図を眺めて過ごした。エアコンの効いた部屋で、地図を広げて、行っ...
雑記

夏の海辺の町で

夏の取材で、海辺の小さな町に来ている。観光ガイドの仕事だから、撮るのは、明るい海と、新鮮な魚と、日に焼けた笑顔の店主、といったところだ。そういう、絵に描いたような「いい夏」を、記事にする。それはそれで、嫌いな仕事ではない。人が楽しそうにして...