廃村 廃屋に、めくられないままのカレンダーがあった 廃村を歩くのが、趣味だ。誰もいなくなった集落を訪ねて、かつての暮らしの痕跡を、ぼんやり眺める。悪趣味だと言われれば、否定はしない。でも、ぼくにとっては、歴史の本を読むのと、あまり変わらない。活字になる前の、名もなき人の暮らしが、そこには、転... 2024.09.15 廃村